遠くからもできること。
被災地から離れた地に住む私たちが
献血、募金、義援金寄付など以外にできること。
いろんな情報をまとめてみました。
一人ひとりの小さな努力が大きな支えとなります。
できることは実行しましょう。
◆むだに電話をしない◆
・家族の安否の確認が取れた人、被災地に家族がいないという人は、むやみに被災地の知人に連絡をとろうとしないこと。
また、友達との長電話も避ける。まだ家族や恋人の安否がわからないという人々のために電話回線を混雑させないことが重要。
◆アクセスが集中しそうなサイト等を必要以上にみようとしない◆
・サーバーを落とさせないことなども本当にその情報を必要としてる人のためにできることです。
・例、テレビを見ることができる状況にある人はUstreamを視聴しないなど。
◆ガソリン等の燃料を無駄に使わない◆
・自分の街からでない、行動範囲をせばめる、無駄な長距離移動をさける。
(例えば九州から関西へ移動する、関西から関東へ移動するということも鉄道や道路の混雑、燃油の不足につながります。)
・自分の住んでいる街の範囲内の移動でも、自分の行動は本当に「役に立つ人」の邪魔になっていないか?と考える。
◆貴重な人材や施設を混雑させない◆
・事故にあわない、おこさない。
(交通事故を起こせば地元の警察や消防の手をわずらわせることになり、結果的に被災地へ救助へむかえる「プロ」の数を減らすことになるかもしれません)
・病気にかからないよう健康を保つ。手洗いうがいや、健康的な食事をとる。
(人ごみに出て感染症をうつされたり人にうつしたりしても、医療機関の混雑につながり、
被災地から搬送されるかもしれない負傷者の受け入れ先を減らすことにつながる可能性がある。)
・基本的に家で待機し街を混雑させないことで間接的に被災地の人々の役に立てるかもしれません。
◆むやみに物を買い込まない◆
・ガソリンを入れに行こう、水や電池を買いに行こうとする前に、その行動が誰の迷惑になるかを考える。
・物資が不足し物価の上昇につながれば困るのは被災地の人々です。
・「売り切れる前に自分も買うべきかもしれない」と連鎖反応を起こし、
例えば「トイレットペーパーが売り切れるほどの状況なのか」と自分の住む街の人々を不安にさせることにもつながります
◆節電◆
・夕方、18〜20時が特に電力不足のピークらしいです。電力はその時間帯で節電されることがもっとも重要。
[主な節電方法]
・余分な家電製品のスイッチやコンセントを抜く。それだけでも効果は大きい。
・炊飯、洗濯、充電、など電気を使うものの使用は夕方になる前にできるだけすます。
・防寒着、毛布、ゆたんぽ、かいろなど防寒対策をして暖房を弱める。エアコンは特に消費電力が大きいので使用を控える。
◆治安悪化による人災に気をつける◆
・災害時は犯罪が増えます。停電になっている地域や日没になると真っ暗になる場所、またひとけのない場所では注意する。
特に女性は、一人で行動することのないようにする。
・女性を狙った性犯罪(公共のトイレなどは大変危険です、絶対一人にならないように声を掛け合って)、警察と偽る詐欺電話・訪問、空き巣・強盗なども。
・命が一番大事です、もし遭遇したら大声出して逃げてください。
◆海外から日本への連絡手段◆
・日本への電話は現地の回線のため控える。国際電話はより回線を混雑させる結果になります。
・Skype、FaceTime、Viberなどのアプリケーションを使って通話する。
◆情報を広める、伝える◆
インターネット上の有用な情報を集めることは、ひょっとすると海外にいるわたしたちの方が積極的にできるといえるかもしれません。海外にいる人ができる事は情報を得たらそれを別の方に伝える。留学生なら、学校の掲示板に張り紙をするとか、フェイスブックの友人に声を掛けたり。少しでも役に立つ情報をすこしでも多くの人にひろめる。
※ただし、むやみに情報を拡散させないこと。
Twitterやチェーンメールの情報を信用しないこと。多くの誤情報が出回っています。むやみに広めたりメールを転送したりせずに、情報源を確かめて、拡散させる前に「その情報がデマだった場合は誰の迷惑になるか」ということを考える。
◆帰国の時期と必要性を考える◆
ボランティアの為に帰りたいという方は、肉体的なボランティアは日本にいる方々に任せて、飛行機運賃や燃料代を寄付・募金するという方法でも十分な貢献になると思います。日本のことを遠くから心配している気持ちはみんな一緒です。もちろん日本人なので帰国するのは自由だし帰るなとはいいません。日本の家族に会うのも大事ですよね。ただ、本当に帰る必要があるか、よく考えてから決めてください。
<最後に>
◆いつもどうりの生活をする◆
・いつもどうりに生活し、景気向上や日本に元気を与えることが被害のなかった人にできる最も重要なこと。
以下、twitterからの参考、又は励ましになる声。
@floorflower70
「被害のなかった人たちは明日からいつも以上にお仕事がんばろう。きちんと生活しよう。学生は勉強頑張ろう。遊ぶ人は全力で遊ぼう。経済被害も莫大だから無事な人たちが元気にごはん食べて、お金稼いで、遊んで、経済を回して日本を元気にしないと。何もできなくてもそれが結果的に被災者を救うと思う」
@aoyama_kobe
「平常の生活ができる人の、過剰な自粛に反対です。被災者の望みは「普通の生活」に戻ること。戻ってこれる場所を、どうぞ維持してください。店主の皆さんは気分も落ち込むし心が引き裂かれて大変です。それを批難しないでほしい。音楽や楽しい食事は罪ではない、希望です。私はそうでした。神戸より。」
@seltzer
「電気使って仕事しているのは不謹慎かもしれません。でも、日本という「体」が怪我をしたからと、体全部が機能停止したら日本が死んでしまいます。怪我をした場所に休んでもらうためにも他の器官である、私たちがめいいっぱい働いて経済という血液を流してあげることが大切だと思います!」
@yoshie1960
「【被災されてない方へ】被災地の映像を繰り返し見続けることでPTSDになることもあります。被災されてない方、親類や友人知人の安全を確認できた方は、テレビを切って気持ちを緩めることも大切です。今、何もできないという思いでご自分を責めないで下さい。これから先、できることは必ずあります」
@zundahanao
しつこいかもしれませんが、なんの支援も出来ず募金も信用できず、遠い地域で歯痒い思いをされている方へ。今後三年、いや一年でも買う食品(わかめとかお米)の一部を三陸産や宮城産に代えていただけるだけでも確かな応援になります。産業の復興は長期戦ですから。。
@nodenew024
頼むから地震の被害のなかった地域の人は軽く街に出て、いつもの日常の感覚を取り戻してくれ。変に興奮状態になってるのがツイートからも滲み出てる。大変な状況なのはわかっているが、変な興奮状態は自他共にストレスを与える結果となる。できることをした後は、見守るしかできないのだから。
@Hummingbird1979
「ある意味「無関係」の人までが元気を無くしている気がする。あなたが元気でなきゃ、笑顔でなきゃ、元気や笑顔を分けてもらうことは出来ない。うん。僕は少しでも元気でいよう。歌でも歌って口琴鳴らして、元気になろう。」